INTERVIEW

YASUHIRO SHINNO

畑違いのところから転職

エンジニアを目指したきっかけは?

数学が好きだったので、大学は数学科に入り、学者を目指していました。入学すると頭のいい人がたくさんいることに愕然とし、挫折してしまいました。
そして、大学を中退して中国へ語学留学し、最初は現地の貿易会社で営業として働いていたのですが、 日本に帰ると、小さな頃からコンピュータが好きで、プログラマーになる夢を描いていたのを思い出したのです。

その中で株式会社エヌエスピージャパンに入社した理由は?

IT系の職を全国区で探しましたが、当時は未経験者を雇ってくれるところもなく、派遣が関の山。
そんな時に当社を知り、応募してすぐに面接でき、未経験でもOKで、小さな会社ながら世界に通用する技術がある、というところに惹かれ、一緒に夢を見たいと入社を決めました。

未経験からどのような勉強をしてエンジニアとして成長できましたか?

アナログな勉強方法ですが、入社時は、インターネットで情報を集めることも、まだ充分にできなかった時代でした。
プログラミングの専門書が頼りで、本を買って、家でも夢中になって言語を覚えました。実践ではなかなか本の通りにはいかず、先輩に聞きながら必死に勉強したのを覚えています。
もともと数学や理論的なことが好きで、パソコンを操作するのも嫌いじゃなかったので、プログラミングの勉強を辛いと思ったことはありません。
今はプログラミングをするだけでなく、先方とコミュニケーションをとったり、人やチームのマネジメントをしたりもしています。 どのタイミングでどこに何人配置して、と配分し、段取りをするのが数学的でとても楽しいです。

思い出深いプロジェクトはありますか?

私は会社でパソコンに向かうことは少なくて、お客様のところへ出向き、プロジェクトチームの一員として、現地で仕事することが多いです。
中でも思い出深いのは、交通システムの切り替えをしたときです。真夜中に1,000人以上もの人が集まり、指定の時刻に合わせて一斉にサーバーの切り替えをしました。失敗が許されず、あのときはものすごく緊張した記憶があります。
インフラに関わる仕事ができるのも、この会社にいるからこそ。畑違いからの転職組でしたが、仕事はやりたいことをやりたいようにやらせてもらっていて、感謝しています。この先も、会社を大きくしていき、売り上げをさらに伸ばしていきたいです。

no image